移民の街として今もなお、カウボーイなどのウエスタンの雰囲気があちこちに残るカルガリーは、のちに油田が発見されたことで近代化する。広大な牧場や畑は近代的な高層ビル群へと姿を変え、カナダの産業の中心、またカナディアン・ロッキーへの玄関口として役割を得ている。1988年には冬季オリンピックが行われ、その知名度も上がった。ダウンタウンのカルガリー・タワーやカナダ・オリンピック公園、毎年7月上旬の10日間に行われるカルガリー・スタンピードなど観光名所も多い。